【フィボナッチの使い方まとめ】FXで使えるフィボナッチ手法と正しい引き方と使い方
トレンドはトレンド方向に向かう「主流の流れ」とトレンド方向とは逆の向きに動く「調整の流れ」の2つで構成されています。
そのため、相場はトレンドが発生したときでも一直線に動くわけではなく調整の流れを挟んだ「戻り」の動きを繰り返しながら動いていきます。
このとき 「どの数値まで戻してくれればちょうど良い押し目・戻し目になるか?。」
「押し目・戻し目の深さが超重要です!。」
フィボナッチは「トレンド」が成立して初めて機能する
フィボナッチは 「トレンドが成立して」 初めて機能するツールです。
「安値を切り上げたまま高値を切り上げたのか?。」
「高値を切り下げたまま安値を切り下げたのか?。」
「N字パターン」
そのため、フィボナッチを引くときは N字のチャートパターンを基準に引くこと が基本です。
フィボナッチリトレースメントとは?使い方とエントリー手法 フィボナッチエクスパンションの使い方
フィボナッチリトレースメントとは?
フィボナッチには「0」から順に「23.6」「38.2」「50」「61.フィボナッチエクスパンションの使い方 8」「100」の数値のラインが並んでいます。
これらの数値の意味は 「押し目・戻し目の深さ」 であり、数値が大きくなるほど押し目・戻し目は深いものと考えます。
この押し戻しの深さを推し量るのが 「フィボナッチリトレースメント」 です。
フィボナッチリトレースメントを使ったちょうど良い押し目・戻し目
ベストな数値は 「38.2」と「50.0.」
直近高値・安値は押し目・戻し目を付けた時、大勢の投資家が割安感・割高感を感じて売買注文を出してきやすいポイントです。
初めてでも勝ちやすいFX手法のおススメの作り方!勝率UPのエントリーの基本まとめ 勝てるトレード手法まとめ!FX初心者におススメの簡単エントリータイミングの作り方 FX初心者でも勝ちやすいエントリーの方法とは.
フィボナッチエクスパンションとは?引き方と具体的な使い方
エクスパンションとは?基本的な使い方と正しい引き方
フィボナッチ・エクスパンションはトレンド成立後、押し目・戻し目の調整の流れから主流の流れに戻って伸び始めたとき 「その伸びがどこまで伸びてくれるのか?」 を示してくれるテクニカルです。
具体的には、調整前のトレンドの値幅に対して、調整後のトレンドの値幅を 61.8%、100.0%、161.8% として、目標ラインを示してくれます。
このフィボナッチ・エクスパンションを使うタイミングは、最初にトレンドが発生した後、 調整の押し目・戻し目が入り、反転して再び主流の流れに戻る動きが発生したタイミングです。
利益確定はトレンドラインと組み合わせる
よって、利益確定をする場合は 「トレンドライン」 と組み合わせて判断することが基本です。
MT4でのフィボナッチエクスパンションの使い方
MT4をお使いの場合は画面左上の「挿入」→「フィボナッチ」→「エクスパンション」で使用することが出来ます。
使い方はN字パターンを基準に起点となる下限とN字の頂点である上限に引いていき、起点を決めたら、ドラッグしたままN字の頂点部分までマウスを引っ張ります。
フィボナッチについて
■「戻り・ザラ場」「戻り・終値」「新値・ザラ場」「基調転換」について
戻り・ザラ場 …4本値(始値、高値、安値、終値)で高値、安値を判断し描画します。
戻り・終値 …終値のみで高値、安値を判断し描画します。
新値・ザラ場 …4本値で描画した1/3, 0.382, 1/2, 0.618, 2/3, 0.764に加え、1.382, 1.618に線を描画します。
基調転換 …表示期間の高値と安値で最初に出現したポイントをスタート地点とし、その地点からフィボナッチ級数で経過したところに線を描画します。
描画方法・基本的な見方
基本的な見方
[1]上昇相場のときの押し目の目標値とします。
[2]下降相場のときの戻りの目標値とします。
[3]レンジブレイクの際にどこまで上昇(下降)するかの目標値とします。
※ ご注意
この「基本的な見方」は一般的なチャートの見方を解説したものです。この解説どおりに投資判断をしたとしても、必ず利益が上がることを保証するものではありません。投資に当たっては、お客様ご自身の判断でお願いいたします。
「表示・環境設定」メニューから「チャート」を選択すると「チャート設定」画面が呼び出されます。
左下のカラムにあるデフォルト設定メニューから「トレンド系」>「フィボナッチ(各4種)」を選択すると、それぞれのパラメーターや線の定義が行えます。
また、チャート画面の線上をクリックすると「テクニカル設定」画面が表示され、こちらの画面でもパラメーターや線の定義が操作できます。
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MT4のフィボナッチリトレースメント、エクスパンションの便利な使い方
2.フィボナッチリトレースメントの線を右クリックし、「Fiboプロパティ」を開く
書き換えた箇所はパーセンテージと価格が同時に表示されています。
フィボナッチエキスパンション
ハーモニックパターンを学ぶには
マユツバものと思うかも知れませんが、本当です。
そんな方に向いているのがこのスピードハーモニックです。動画と誰でも使えるツールでステップ・バイ・ステップに、成功しているトレーダーの極意を学べるコース。
このコースは、反発のポイントを小さく絞り込み、高い成功率を出すハーモニックパターンを3時間で学べる速習編です。
そんな方におススメなのが、ハーモニック検知ツール・プロフェッショナル版です。
これは簡単に言えば、ハーモニックパターンを自動で描画してくれるMT4インジケータです。
ただし、ZUPなどよりも遥かに高精度かつ高機能なものに仕上がっています。
通常、この手のカスタマイズされたパターン自動検知ツールは非常に高価なのですが、 低価格でお試し可能 なのが有難い。
TradingViewでフィボナッチを使ってみよう
ビットコインFXや仮想通貨のレバレッジ取引で儲けたい、勝ちたいと思っているトレーダーのみなさん。フィボナッチは使っているでしょうか?
「使っているよ!」という方も「これから勉強したい」という方も、この記事を見れば、TradingView(トレーディングビュー)での「フィボナッチ」ツールを使いこなせるようになります!
この「ひろぴーのBitcoin-FX」では、今までテクニカル分析をするためのツールや指標について概要と一般的な使い方を紹介してきていますが、今回は「フィボナッチ・リトレースメント」と「フィボナッチ・エクステンション」を実際に手を動かして習得していきましょう。エクステンションとリトレースメントの違いもおさえつつ使いこなせるようにしていきましょう。
ひろぴー目線では、チャート分析は、市場参加者が意識している価格帯やラインを見つけることが重要だと考えています。特にサポートラインやレジスタンスラインは値動きの反発やブレイクが大きな利益を得るためにも特に注目しておきたいポイントです。
ということで、フィボナッチ・リトレースメントやエクステンションは多くの人が着目しやすい節目のラインを提示してくれるのに役立つツールです。
https://jp.tradingview.com/
比較表
フィボナッチ・リトレースメント | フィボナッチ・エクステンション | |
仕組み | トレンドの値幅に対する反発をフィボナッチ比率から測る | トレンドが押し目や戻しから継続する値幅の伸びをトレンドの値幅に対するフィボナッチ比率から測る |
用途 | サポートやレジスタンスの水準を見る | 次の高値・安値の予測。決済タイミングの目安 |
利用場面 | トレンドの調整局面またはトレンド転換 | トレンド継続またはブレイクアウト |
操作方法 | 高値・安値にラインを引く(2か所にポイントを付ける) | 高値・安値にラインを引き、そこからの押し目・戻しにもラインを引く(3か所にポイントを付ける) |
利用頻度・難易度 | サポートやレジスタンスとなる水準を見るのに最適なため比較的利用できる場面が多い トレンドに沿ったラインを引くだけで良いので簡単 | トレンドの次の高値・安値の到達水準を予測する場面での利用は頻度が限定的 操作面でもフィボナッチ・リトレースメントと比べて値幅に対する押し・戻しの設定が必要でやや難易度が高い |
フィボナッチ・リトレースメントとは
フィボナッチ・リトレースメントは一定の値幅においてフィボナッチ数列に基づいた23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%の比率を表示するためのツールです。この各比率は多くの市場参加者が注目または取引の目安にしているので値動きのサポートライン・レジスタンスラインとして機能しやすくなっています。
これをトレンド相場に用いることによってトレンド中の各比率の価格帯までの押し目や戻りを確認、売買のエントリーや決済の目安にする、といった利用が基本的な活用の一つになります。
フィボナッチ・リトレースメントと同様によく利用されるツールに「フィボナッチ・エクステンション」があります。
こちらは押し目や戻りからのトレンドの伸びを分析する際に用いられるので違いを押さえて合わせて覚えておきましょう。
フィボナッチ・リトレースメントの使い方
TradingViewのツールでフィボナッチ・リトレースメントを利用してみます。
まず、チャート画面左の「ギャン&フィボナッチツール」を開き、「フィボナッチ・リトレースメント」を選択します。
チャート上で、トレンドの安値と高値にそれぞれポイントを合わせます。上昇トレンドであれば安値から高値、下降トレンドでは高値から安値にラインを引いてみて下さい。
フィボナッチ・エクステンションとは
https://jp.tradingview.com/
フィボナッチ・エクステンションの使い方
チャート上のベースとなる値幅とそこからの戻しの順でカーソルをポイントに合わせていきます。 フィボナッチエクスパンションの使い方 上昇トレンドであれば、 トレンドの安値から高値、高値から押し目の安値へとラインを引く 形になります。
初めに引いた高値・安値の値幅ラインに対する 各フィボナッチ比率が戻しのポイントから色分けで表示されます。
設定した値幅以降にも色分けを表示させて将来の値幅分析に利用したい場合には設定で 「ラインの延長」 にチェックを入れましょう。
各ラインに 表示される比率と共にそのラインの価格も表示 されるので予約注文をするときの目安にしましょう。
フィボナッチ・リトレースメントはトレンドラインに対するフィボナッチ比率から市場参加者の意識する価格帯にラインを引くことで価格の押し目や戻しの目安にすることができます。ただし、多くの市場参加者が意識しているからといって必ずそこで反転する、サポートラインやレジスタンスラインになるわけではありません。まず初心者トレーダーの場合には、このフィボナッチツールを使いこなせるレベルまで達することが第一ですが、中級トレーダーの場合は、優位性を高めるためにも他のテクニカル指標や分析を併用することもオススメです。組み合わせて確度の高いトレードを目指してみてください。
また、フィボナッチ・エクステンションは一度伸びた値幅に対して戻しの後にどれだけ値幅が伸びるかの予測をする際に使える描画ツールです。フィボナッチ・リトレースメントが一定の値幅からの反発度合やブレイクアウトのタイミングを計るのに便利なように、こちらはどこまで値動きが伸びるのかで利確タイミングなどに活用してみましょう。フィボナッチツールを使いこなせれば、将来の見立てが立てやすくなり、節目節目での戦略が立てやすくなります。初心者でも手軽に使えるツールですが、中級〜上級トレーダーにもオススメのツールです。ぜひこの機会に今一度、TradingViewのフィボナッチ・エクステンションをつかってみて、継続的に利益が出すためにもチャート分析を探求してみましょう。
フィボナッチ・エクスパンションの使い方と値幅論を使った効果的なFXの利益確定方法とは
とある通貨ペア日足チャート
とある通貨ペア2時間足チャート
とある通貨ペア4時間足チャート
- 100%(N計算値)
- 138.2%(フィボナッチ・エクスパンションのレジスタンス)
- 161.8%(V計算値)
- 178.6%(E計算値)
とある通貨ペア日足チャート
- 100%(N計算値)
- 127.2%(V計算値)
- 138.2%(フィボナッチ・エクスパンションのレジスタンス)
- 161.8%(E計算値)
とある通貨ペア日足チャート
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