ドルコスト平均法のデメリット・メリット一覧と暗号資産積立の始め方
冒頭でも説明したように、ドルコスト平均法は4つのデメリットがあります。
まずは、それぞれのデメリットを簡単にご紹介します。
収益性が低い
例えば、100万を運用期間10年で投資したとしましょう。順調に価格が上昇していく金融商品の場合、下記の表のように一括投資とドルコスト平均法では10年後に約60万円以上の収益の差がついてしまいます。
右肩上がりになり続けることは少ないかもしれませんが、利益が得られるような市場となったとしても収益性が低いというのはデメリットとして抑えておきたいところです。
機会損失をしている
裏を返せば、より多くの資産を手に入れられるチャンスを逃していることになるでしょう。
投資ではチャンスを逃すことを機会損失と呼び、最善な意思決定をしないことで起こる稼ぎ損ないをさします。
①予想しなくてもいいという特色からの機会損失
②充分な資産がある場合、全額を投資に回すまでにかかる時間の機会損失
手数料がかさみ収益を削ってしまう
一般社団法人投資信託協会が実施した「投資信託に関するアンケート調査報告書(2017年)」でも、実際に投資信託をしている人たちが不満を感じる点として「手数料が高い」という声があがっています。
短期的な投資には向かない
投資には「中長期堅実投資型」と「短期利益追求型」の2つがあります。
ドルコスト平均法は少額をコツコツ積み上げていく「中長期堅実投資型」で、数年では投資できている金額自体が少ないので満足のいく収益が得られるとは考えにくいでしょう。
ドルコスト平均法のメリット
相場が下落しても上がったときにチャンスとなる
ドルコスト平均法は、一度相場が下落しても上向きに修正されると大きなチャンスとなります。
これは、自分では判断できない「買い」である局面でも自動的に購入してくれるため、買い逃すことなく価格上昇したときに備えることができるからです。
時間分散でき平均購入価格が抑えられる
ドルコスト平均法は「安いときに多く購入でき、高いときには購入を控えられる」ので、価格変動があれば平均購入価格が抑えられるところが特徴です。
平均購入価格を見てみると、ドルコスト平均法で購入した場合がもっとも安くなっているのが分かるでしょう。
少額からでもスタートできる
金額商品にもよりますが月々1,000円から始められるので「投資のためにまとまったお金を用意しなければならない」「生活を切り詰めないといけない」ということがないので、自分のライフスタイルに合わせて無理なくスタートできます。
少額からコツコツと貯めていけて自分で操作する部分が少ないという点で、初心者でも始めやすいと言えるでしょう。
【チェックリスト付き】ドルコスト平均法が向いている人は?
ドルコスト平均法のメリット、デメリットを踏まえた上で、ドルコスト平均法が向いているのは次の3つのパターンです。
リスクを避けたい人
第1章の「ドルコスト平均法のデメリット」でもお伝えたように、ドルコスト平均法は決して収益性が高い方法ではありません。急に、10倍や20倍の収益が発生することはないですし、それなりの収益を生み出そうとするまで時間がかかります。
そのため機会損失まで考えることなく、少しでも安全な方法で投資をしたい人に向いていると言えるでしょう。
コツコツ少額を投資したい人
ドルコスト平均法は年金や積み立て保険に似ており、ゴールに向けてコツコツ積み立てていくことができる人に向いています。
少額でも積み立てていくことが自分にとってプラスになると理解できているので、長期戦であっても諦めずに取り組めます。
投資の知識が浅い人
「投資を始めてみたいけれどあまり知識がない」という人の入口としておすすめです。
ドルコスト平均法での運用が向いている商品
価格が変動する可能性がある商品
価格が変動しない商品では、価格が高いときには購入口数を減らし価格が安いときに購入口数を増やすというメリットが発揮できません。
価格変動がある商品例は暗号資産(仮想通貨)のビットコインです。ビットコインは金融商品の中でも価格変動が大きいことが特徴なので、ドルコスト平均法のメリットを活かせやすいでしょう。
このようにドルコスト平均法で運用する場合には、価格変動があるかどうかをチェックすることで収益性を高めることにつながります。
東大卒・投資銀行出身のトレーダーが解説|アービトラージの方法と注意点
2017年9月のBTC/JPYチャート
例えば、中国が ICO (仮想通貨の発行による資金調達)の全面禁止に踏み切った 2017 年 9 月 4 日。翌 5 日にはビットコインの価格が急落し、前日から 20 %ほど下回りました。
また同じく中国において、仮想通貨取引所が全面閉鎖されると報道があった同月 8 日から 14 日かけては 40 %近く下落しています。
2. 難しいわりに利益が出ない
2-1. 売買タイミングをつかむのが難しい
理論上は、恒常的に価格の急変動が起きていればいつでもアービトラージができます。ただ、取引所間で価格差が生じるのはほんの一瞬。その分、成功すれば仮想通貨の保有期間は短くて済み、短時間で稼げる手法といえるでしょう。ガチホや気絶投資法といった長期保有に比べて、価格変動による “塩漬け” リスクは少ないかもしれません。
でも、その一瞬をとらえるのは至難の業。 開設した全取引所の価格推移に常に目を光らせ、すぐに取引できる “瞬発力” が必要です。 仕事や学業と並行して売買するのは現実的ではありません。
2-2. 少額投資では利益を得にくい
仮想通貨のアービトラージは少額投資に向いていません。なぜなら一度に生じる価格差は微々たるもの。 数十万ほどの投資額で儲けられる額は数百円ほど です。
そういった投資額なら、一日中チャートに張り付いて数十回の取引を行えば、 1 万円ほどの利益になるかもしれません。しかし売買タイミングをつかむのが難しいアービトラージでは、 1 日に数十回の取引チャンスを見つけるだけでも苦労するでしょう。
2-3. 送金遅延のリスク
アービトラージ最大の敵といえば、ズバリ “送金遅延” 。仮想通貨をタイミングよく買えたとしましょう。その場合でも取引量が多い時間帯で送金に手間取ってしまうと、その間に取引所間の価格差が埋まってしまう可能性があるのです。
手数料の大小をアレンジすることで送金スピードを上げられる取引所もありますが、 “利ざや” 以上にコストがかかってしまっては損失につながります。
2-4. 納税の手間が増える
仮想通貨の取引を通じて得た利益は、事業主以外の場合「雑所得」扱いとなり、所得税の課税対象になります。一度の売買ごとに所得を計算し、前年 1/1 ~ 12/31 の合計を所得額として国に申告しなければなりません。
3. メリットを感じられるのは一部資産家だけ
アービトラージは、 短時間で利益を上げられるという点が最大のメリット 。 数千万円単位の資金を投じられる資産家なら、数分で 3 ~ 7 万円ほどの利益を上げられる可能性があります。一日数回取引するだけで、 10 万円ほどの儲けを出せそうですね!
4. 実際に各取引所の価格差を見てみた
各取引所間の価格差は本当に小さいのか? 実際にCoin Choiceが提供してる仮想通貨別アービトラージランキングを見てみました。
購入額を10万円に設定して検索すると、最も利益がある通貨ペアはMONA/JPYの681円。 どの通貨ペアをみても1,000円を超える利益を上げられるものはありません。
5. 自動売買ツールなら儲かる?
アービトラージ専用の自動売買ツールも販売されています。しかしこれも きちんと選ばない大変なことに……
APIを使って取引を自動化する
- API キー (※1)
- シークレットキー (※2)
を取得してシステムの運営サイドに渡せば、あとは bot が瞬間的に裁定チャンスをとらえ、利益を出せるよう自動的に取引してくれる――というもの。APIとは “ Application Programming Interface ” の略で、とあるソフトウェア(今回のケースでは仮想通貨取引所)の機能を共有し、外部利用できるようにすることです。
手動よりも手間がなく迅速に取引できる
(※1)APIキー:ソフトウェア(今回のケースでは仮想通貨取引所)の機能を共有するのに必要な文字列を指します。
(※2)シークレットキー:APIを実行するためのパスワードに該当する。APIキーが “ID” なら、シークレットキーは “パスワード” に例えられる。
①複数にわたる仮想通貨取引所の価格確認
②売買する取引所の選定
③送金
がありますが、これらの作業を “短時間” かつ “手動” でやらなければならない手間を考えると、自動で行ってくれるシステムは非常に魅力的です。
システムの質を判断できない初心者は要注意
しかし、こうした 自動売買システムは非常に高額 。編集部が確認できた範囲では、 50,000 円~ 500,000 万円とその価格にも大きな幅がありました。
また、 中には自動売買の精度が低く使い物にならない……という粗悪なシステムもあるとか。システム運営サイドがAPI&シークレットキーを悪用する場合も考えられます。
「業者は信用ならないので自作してみよう!」という考えもありますが、プログラミングの知識がなければ難しいかもしれません。必要なのは「 Ruby 」「 javascript 」「 C# 」といった言語。これらの技術的な知識に乏しく、また業者の用意した自動売買システムの良し悪しを判断できないと自覚している初心者は手を出さない方が賢明といえるでしょう。
仮想通貨アービトラージを海外取引所でやっても儲かるのか
初心者A
初心者B
結論としては容易ではありませんが上手く調整すればアービトラージでも利益を出していけそうだ 。ということになります。
この記事を読むことでこれからアービトラージをやろうかと検討している人が、理論上は儲かりそうなことと、実際にやってみるかどうかの検討をするための良い材料が見つかることでしょう。
アービトラージとは…世界中の取引所の中から最高値と最安値を比較して売買する行為!
「そんなことができたら誰も苦労しない」
と思うかもしれません。確かに売買には工夫が必要ですが、 実は価格差を算出する点においては実はとても簡単にできます。
Coingeckoを使う
Coingeckoでビットコイン(BTC)のページを実際に開いてみる
そしてShow Moreし終わったあとに、ここまでShow Moreで出した取引所を価格順で並べ替えます。
なんと、 一番高いビットコイン価格は11796ドル で、 一番安いビットコイン価格は9272ドル です。およそ 2524ドル(約27万円)仮想通貨のアービトラージは儲からない ほどの価格差 があります。
現実の世界はもっと複雑
・送金先の取引所が日本人にも扱えるのかどうか分からない
・送金先の取引所が安全かどうか分からない
・海外の取引所であると日本円に換金できないため工夫が必要である(価格差の小さな他の通貨へ換金や現地法定通貨に換金などする必要がある)
・着金するまでの時間がそれなりに必要でその間に価格差が収束してしまう
プロおに
軍資金が必要
また 現実の世界では価格差が送り先とこちら側とで反転してしまう場合などもあり着金した頃にはマイナスになることも 。
そのためアービトラージを繰り返したデータをもとにどのくらいの確率でアービトラージが成功するのかどうか、というところは記録していくことをオススメします。
つまり確率勝負となるとそれだけアービトラージの回数を積み重ねて検証していく必要もあるし、世界中の各国取引所でいつでもアービトラージできるようにビットコインを分散化させないといけません。
システムを作る側の方が安心できる
集客したり信用してもらうことは大変ですが金融機関向けエンジニアリングのスキルを持っている人であればシステムを作れば安全な立ち位置から収益を増やせます。
世界三大利殖法「アービトラージ(裁定取引)」とは?特徴・仕組み・稼ぎ方を解説!
仮想通貨トレード
仮想通貨ビギナー
ということで今回は、世界三大利殖法のうちの1つ「アービトラージ」について詳しく解説していきます。
世界三大利殖法とは?
利殖とは、資産運用によって、利息や利益を得てお金を増やしていくことです。
数ある資産運用の中でも、リスクとリターンのバランスが良く効率的に利殖できる3つの投資手法を表す敬称となります。
- アービトラージ(裁定取引)
- サヤすべり取り
- オプションの売り
アービトラージ(裁定取引)
アービトラージとは「2つの取引所の価格差を利用して儲ける手法」です。
仮想通貨を買おうと思った時、 同じ国内の取引所なのに価格差があり、 「どこで買うのがいいのだろう…」 と迷ったことはありませんか?
これらの取引所では、 同じビットコインでも「取引所A」と「取引所B」では若干の価格差が生じます。
これを利用して、 「 安い取引所で購入し、高い取引所に送金して売る」ということを繰り返すのがアービトラージの手法です。
- 取引所AではZが5000円
- 取引所BではZが4500円
価格乖離した瞬間にBでZを買って、Aで売れば、AとBの価格差500円稼ぐことができます。
サヤすべり取り
サヤすべり取りとは、先物価格が時間によって価格を下げる現象を利用して稼ぐ手法のこと。
結果、期先の方が期近より価格が高くなる傾向になるわけです。
こうした現象を利用して期先を売っておき、時間経過したら高値で買い戻すというのがサヤすべり取りの一般的な手法です。
オプション売り
投資の世界で「オプション」とは、「ある商品を将来の特定の期日に、特定の価格で買う権利、または売る権利を売買する取引」のことで す。
「オプション買い」と「オプション売り」がありますが、世界三大利殖と言われるのはオプション売りです。
仮想通貨のアービトラージは儲からない ただ、万が一が起きた時の損失は大きいです 。
実際には、オプションの売りを単独でやるのはかなり危険な取引なので、おすすめはしません。
ここまで3つ紹介してきましたが、この世界3大利殖法の中でも、最も稼ぎやすいアービトラージについて、ここからさらに詳しく解説していきます!
そもそもアービトラージとは
先ほども説明しましたが、 アービトラージとは安く買って、高く売ることです。
過去には、為替市場でも頻繁に価格差が発生していました。
仮想通貨の世界ではまだまだ価格差が発生してます。
常に取引所間の価格をチェックしていれば、誰でも稼げるというわけです。
アービトラージの歴史
アービトラージ(裁定取引)は、江戸時代から行われていたと言われています。
・・・時代は進み、2008年にFXが登場しました。
当時は仕組みが整っていなかったのでFX会社によって、為替の値段が反映されるまでに時差が結構ありました。
なので、1番安いFX会社で買って、買った瞬間に一番高いFX会社Fで売れば稼げるという状態だったというわけです。
仮想通貨がこのFX初期の状態だからです!
市場が成熟して出来高が増えてくると、アービトラージを行うトレーダーも増加し、2つの取引所間の価格差が生じにくくなります。
その点、仮想通貨はまだまだ新興市場なのでアービトラージの余地は十分あります。
ただ、今後市場が成熟して皆がアービトラージをやりだすとうまくいかなくなる、もしくは取り分が少なくなることが予測されますので、まさに今が狙い目なのです。
アービトラージの特徴・メリット
初心者でも簡単にできる
リスクが少ない
相場の変動に左右されずらい
アービトラージの種類とメリット・デメリット
アービトラージにはいくつか種類があります。
現物アービトラージ
現物アービトラージは、安い方で買って、高い方で売るという最もノーマルな手法です。
- 取引所Aでビットコインが100万円
- 取引所Bでビットコインが105万円
メリット
デメリット
レバレッジ
レバレッジのアービトラージは、安い方でロング(買い)をし、高い方でショート(売り)をし、価格差が縮まったら決 済するという手法です。
- 取引所Aでビットコインが100万円
- 取引所Bでビットコインが105万円
メリット
デメリット
クロスとは、両方の取引所に同額の円と仮想通貨を用意し同時にトレードするという手法です。
-
仮想通貨のアービトラージは儲からない
- A取引所とB取引所に同額のBTCと日本円をそれぞれ準備
- AとBで価格差が発生!(仮)A→5000円 B→5500円
この時に、A➡日本円でビットコインを購入。B➡ビットコインを売る - 500円の利益となります
メリット
デメリット
なぜ、仮想通貨はアービトラージに向いているのか?
もともと、アービトラージは 株式投資などで行われてきた手法ですが、 これが仮想通貨に転用できるのかと 疑問に思われる方もいるかもしれません。
ただ、 アービトラージは2つの取引所間に 「価格差」さえあれば利益を狙うことができます。
そのため仮想通貨はアービトラージに向いていると言えますね。
これに基づけば、2つの取引所の価格は 常に同じになるはずなので アービトラージの余地はありません。
しかし、 現実の相場は「効率的」ではないので、そのスキをついて取引が可能になるわけです。
アービトラージは一例ですが、 儲けるチャンスは意外と近くにある、 と認識することも大切ですね!
仮想通貨でアービトラージするメリット
- 禁止されていない
- ボラリティ(価格変動)が激しい
ですから合法的にトレードして稼ぐことができます。
暴騰・暴落の際に、取引所間で価格差は発生するので、仮想通貨市場では稼ぐチャンスがたくさんあるということです。(値動きが激しくない時でも常に価格差は発生しています)
とはいえ、市場が成熟して 出来高が増えてくると、アービトラージを行うトレーダーも増加し、2つの取引所間の価格差が生じにくくなります。
もちろん、まったく同じ価格に なることはありませんが、 アービトラージを行っても手数料に相殺され儲からないレベルまで「効率的」になってしまう市場もあります。
その点、仮想通貨はまだまだ新興市場なのでアービトラージの余地は十分あります。
ただ、今後市場が成熟して皆が アービトラージをやりだすとうまくいかなくなる、 もしくは取り分が少なくなることが 予測されますので、まさに今が狙い目なのです。
仮想通貨のデメリット
それは、 突然大暴落する可能性がある ことです。
ドル円が1日で50円暴落すると言ったことはありえませんが、仮想通貨の世界ではありえます。
アービトラージが可能な市場は無数にある
アービトラージが考えられる市場は、暗号通貨業界だけで無限といって良いほど存在します。
例えば、 「ビットコイン/円」の通貨ペアでも 取引所は多くありますし、 それが無理なら 「イーサリアム/円」 「リップル/円」 などもあります。
取引所や市場によって「慢性的に安い」「慢性的に高い」などの特徴がありますので、ある程度、目星をつけてチェックしていけば良いです。
たとえば、 イーサリアムでアービトラージをする場合、 イーサリアムが安いのは大抵 「ビットコイン/イーサリアム」の通貨ペアです。
そして、大抵イーサリアムが 高値で取引されているのは 「イーサリアム/円」で、 これは、イーサリアムを 「ビットコインを介さず直接買いたい」 というニーズが高いからかもしれません。
これはあくまで一例ですが、 このように「安い仕入先」と「高く売れるお得意先」を見つける小売店の経営のような感覚で取り組んでいくとよいでしょう。
アービトラージは難しい?
取引所間で価格差が発生したら、安い方で買って高い方で売るだけですからね。
ですが、実際には稼ぐこと、 正確にいうと「稼ぎ続けること」は難易度高めです。
ビットコイン(BTC)には税金がかかる?納税はどうなる?
※このウェブサイトは、2018年11月6日現在の法令に基づき、ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産(仮想通貨)に関する税制についての一般的な説明を目的として作成しております。
また、このウェブサイトは、投資の勧誘や税務に関する助言やアドバイスの提供を目的としたものではありません。税務に関しては様々な制度があるため、ご不明な点等は最寄りの税務署又は税理士等の専門家にお問い合わせください。
サイトポリシーもあわせてご確認ください。
暗号資産(仮想通貨)取引に税金はかかるの?タイミングは?
暗号資産(仮想通貨)を売却したとき
例)10万円で購入したビットコイン(BTC)を40万円で売却したケース
売却金額40万円 − 購入金額10万円 = 差額30万円が課税対象
暗号資産(仮想通貨)で買い物をしたとき
時計の代金40万円 − 購入金額10万円 = 差額30万円が課税対象
暗号資産(仮想通貨)で他の暗号資産(仮想通貨)を購入したとき
暗号資産(仮想通貨)の交換価格40万円 − 購入金額10万円 = 差額30万円が課税対象
暗号資産(仮想通貨)をマイニングで入手したとき
申告しなければいけない場合とは?
暗号資産(仮想通貨)の取引で得た利益の所得の区分は?
利益が出ても課税されないケースとは?
暗号資産(仮想通貨)取引の税率ってどのくらい?実際に計算してみよう
税金の計算方法は?
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え1,仮想通貨のアービトラージは儲からない 800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 仮想通貨のアービトラージは儲からない4,796,000円 |
ケース1:ビットコイン(BTC)の利益がない場合
年収 600万円
課税所得 300万円(収入から所得控除を控除し、所得税が課税される金額)
雑所得 0万円(ビットコイン(BTC)取引の雑所得なし)
所得税額300万円 × 税率10% − 控除額9万7500円 = 20万2,500円
ケース2:ビットコイン(BTC)の利益200万円がある場合
年収 600万円
課税所得 仮想通貨のアービトラージは儲からない 300万円(収入から所得控除を控除し、所得税が課税される金額)
雑所得 200万円(ビットコイン(BTC)取引の雑所得あり)
所得税額300万円+200万円 × 税率20% − 控除額42万7500円 = 57万2,500円
確定申告の方法と必要な書類は?
確定申告の前に準備する主な資料
1年間の収支の一覧
1年間の取引の一覧
1年間の経費の一覧
経費として支出した際の領収証
暗号資産(仮想通貨)で買い物をしたときの領収証
暗号資産(仮想通貨)の取引で経費と考えられる主なもの
取引に使うパソコンやパソコンのパーツ
ハードウェアウォレット
取引の際に支払った手数料
インターネットの通信料
スマートフォンの通信料
暗号資産(仮想通貨)に関する書籍や情報料、アプリの利用料
電気料金
コメント